
前橋市 屋上防水の膨れを防ぐ脱気筒を取り付けました
屋上にある看板の鉄骨補修工事を行った後、屋上の防水工事を行っています。

1.プライマー塗布(接着剤)
2.通気緩衝シート貼り
3.脱気筒取り付け←今ここです
4.一層目ガラスマット貼り
5.二層目ガラスマット貼り
6.トップコート2回塗装
今日は、脱気筒の取り付けをおこないます。
脱気筒とは、屋上の防水層と下地の間に発生した湿気を排気するための筒です。屋上の下地は、雨や屋内の湿気・水分を含んでおり、気温の寒暖差により水蒸気が発生します。
この水蒸気が防水層との間に発生すると防水層が膨らみます。 防水層が膨らむと防水層の劣化が進み、雨漏りの原因になることがあります。
脱気筒を取り付ける個数は、仕様にもよりますが約50m2~80m2に1箇所設置します。

脱気筒のサイズに合わせて通気緩衝シートを切り取り、その上に脱気筒を固定してゆきます。

取り付け完成です。
下地から発生する湿気をここから排気して膨らみを防止します。設置場所は、勾配があれば高い場所に取り付けたほうが良いです。

脱気筒の取り付け作業の傍ら、別の場所では一層目のガラスマットを貼る準備としてプライマーを塗布しています。
通気緩衝シート貼りと同じでガラスマットにも接着機能はありませんので、接着剤の役割のプライマーを塗布します。

プライマーの塗装が終了しました。
屋上の広い、ビルやマンションなど、防水層の膨れの原因となる水蒸気を逃がす脱気筒を設置することで、屋上の防水効果が長持ちし、建物の耐久性高めることが出来ます。
屋上防水の修繕工事を行う際は、脱気筒を設置することをお勧めします。
次回は、防水処理の主剤となるFRP防水を紹介します。
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