
前橋市富士見町で下屋根と壁の取合い部分、土居熨斗瓦(どいのしかわら)工事のご紹介

①棟(むね)
棟とは、屋根が交差して山型に合わさった部分のことをいいます。 瓦屋根でも、金属屋根でも必ず存在する部分です。
②軒天(のきてん)
屋根の真下部分にある壁のことをいいます。役割としては、外観の美しさや家事の際の燃え広がりを防ぐことにあります。
③破風板(はふいた)
屋根の内部や屋根瓦の下に吹き込む風を防止するための板のことをいいます。
④壁の取合い部分
壁と屋根との接着部分の事をいいます。写真の④は窓下に板金が貼ってあり、下屋根との境目になっています。
⑤雨どい
軒下で雨水を集め受け止めて、それを排水溝まで流すという役割をしています。雨樋がないと、屋根から直接地面に流れ落ちた雨水が地面に跳ね返ったり、水が住宅の外壁を濡らし傷めてしまう事もあります。
今回は④番の壁の取合い部分の瓦の加工や設置の様子をご説明したいと思います。あまり目にすることのない細かい部分ですが重要な場所です。

ぎりぎりまで瓦を敷き詰めたいところですが、通常の大きさでは難しいです。そこでぴったりのサイズに合うように既存の瓦を加工します。

きれいにピタッとおさまっています。
お客様が目にすることはあまりない場所ですが、雨漏りの原因になるところなので、丁寧に作業します。この目立たない細かい部分が非常に大切になのです。
こういった細かい部分にも気を配ることが、家を守ることにつながります。

設置した瓦のすき間部分には南蛮漆喰が詰めてあります。
赤い矢印の部分には板がわたっています。そこへ釘(ビス)を打ち、ステンレスの針金を巻き付けます。

先ほどは針金が上方向にあったのが、今度はすき間にかまぼこの板のようなものが置かれ、針金が下方向にあります。

土居熨斗瓦を2段積んで針金で固定します。
雨押さえの板金部分とのすき間がなくなりました。
こういった丁寧な作業をすることによって、雨漏りしにくい屋根になります。
実際に屋根工事を頼もうと思っても、いくらぐらいかかるのか?工事はきちんとやってくれるだろうか?部分的な工事でも頼めるのか?など、様々な不安があると思います。
今回ご紹介した工事も屋根全体の葺き替え工事の中の一つの工事のご紹介でしたが、この工事だけのご依頼でも大丈夫です。
屋根工事で、お困りごとがございましたらお気軽にお電話ください。
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