前橋市総社町にて瓦屋根補修・ﾍﾞﾗﾝﾀﾞ塗装工事を行いました
2023.01.18
こちらは工事前の様子です。瓦の剥がれやベランダ波板の傷みが分かります。紫外線や雨風の影響で、外壁の塗装も剥がれてしまっています。 ベランダ鉄骨部分のサビをケレン作業で落としていきます。サビ止め塗装を下塗りしてから、上塗作業で仕上げていきます。 剥がれてしまっていたベランダ上の波板…
前橋市富士見町で日本瓦から防災洋瓦への葺き替え工事
数年前に塗装した日本瓦から塗膜が剥がれてきたことや漆喰の傷みが酷くなり、地震などのことを考え、軽い洋瓦に葺き替えすることになりました。
前橋市 屋根葺き替え
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根葺き替え
- 施工期間
- 8日間
- 使用材料
- 三州 軽量防災平板瓦・改質アスファルトルーフィング
- 築年数
- 築32年
- 工事費用
- 約197万円（税込）
- 建坪
- 55坪
はじめに既存の日本瓦を撤去します。画像は棟瓦を取り除いた状態です。全て職人が手作業で行ないます。
撤去の際発生する古い桟木（さんぎ）やルーフィングはもちろん、土やゴミなども丁寧に清掃します。
既存の野地板が見えてきました。強度を上げるために、この上から新しい野地板を取り付けます。
野地板を固定するときは、垂木（たるき）と呼ばれる屋根の骨格となる木材を外さないように釘を打ち付けます。
新しい野地板の取り付けが終了です。隙間無くきれいにできました。
野地板の上にルーフィング（防水紙）を貼り付けます。
田島ルーフィング社の夏の暑さに強いタディスホワイトを使います。
ルーフィングは瓦から漏れてきた雨などの水分を侵入させない大事な役割のシートです。
ルーフィングの次は桟木（さんぎ）と呼ばれる瓦を固定するための木材を取り付けます。
この後、いよいよ瓦を取り付けます。
クレーンを使用して瓦を屋根に搬入します。屋根用に勾配に合わせて水平にになるパレットの上に積みます。
屋根に上げた瓦は、作業しやすいようにキレイに並べます。
今回使用する瓦は三州 軽量防災平板瓦です。
この瓦は、フックが付いていて台風などの強風にも耐えられるようになっています。
瓦を一枚一枚丁寧に桟木（さんぎ）に固定します。全部で3000枚位使用します。
棟の部分です。棟瓦を固定するために、防水性の高い南蛮漆喰を盛って行きます。
この上に棟瓦を取り付けます。
既存の日本瓦にあった、のし瓦や鬼瓦は洋瓦にはありません。シンプルですっきりした屋根になりました。
軽量な屋根になり地震のときの心配が減ります。
赤い日本瓦から銀黒の洋瓦に生まれ変わりました。
鬼瓦などが無くなって、スタイリッシュになりました。
また、屋根瓦が軽くなったことで、地震の揺れも軽減できで、瓦同士がフックで固定されているので強風にも安心できます。
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