屋根塗装工事 / 前橋市
2023.10.27
遅くなってしまったのですが、9月に完工した屋根塗装工事のご紹介です！ 工事前 広範囲にわたり苔や藻が生えているのが分かりますね。 これは屋根の塗膜が劣化し防水機能が失われている証拠です。塗装の劣化により屋根の水はけが悪くなり、水分の蒸発しにくい場所（常にジメジメしている場所）に苔…
利根郡昭和村でトタン屋根の洗浄とケレン、錆止め、上塗り塗装しました
こちらは、平葺きトタン屋根です。
近くに木々があり、木のエキスやヤニや埃などが溜まり、とても黒ずんでいます。
洗浄をすることによりこれらの汚れを落とし、塗装前の準備をします。
こちらの屋根は温水器が載っていたのですが、使えなくなったので撤去したそうです。
その際に温水器が載っていた部分は陽が当らないので綺麗ですが、ほかの部分が汚れていたので気になったそうです。
ベビーサンダーという道具です。ベビーサンダーとは、先端にワイヤーブラシと言う針金を何本も束ねてあるものです。
この作業で必要なことは目荒らしをすることです。目荒らしすることで前の塗膜を剥がし、新しく塗膜を作るのに大事なことです。
名前のように波のようになっています。
道具は危ないので使えません。そのため、手作業で綺麗に目荒らしします。理由は、機械を使うと穴が開いてしますからです。
茶色い部分は錆です。目荒らしが終わり次第錆止めを塗ります。錆止めは金属部分には必須の材料です。塗らないと錆が進行し剥がれの原因になります。
今回は赤錆色を塗りました。
錆止めはあくまでも錆の進行を抑えるためのもので艶はありません。
乾燥時間は今は冬場なので半日くらいで乾きます。夏場は２、３時間で乾きます。
波があるので刷毛で丁寧に塗り上げます。壁との境をダメ込みすることが大変でした。
ここは職人の腕の見せ所です。ローラーでも塗れますが、釘の部分に引っかかり塗れない部分が出てきますので、刷毛で様子を見ながら塗ります。
この後にもう一度同じ色を塗装します。
とても綺麗なブルーになりました。畳二畳分くらいの大きさです。
ちなみにナイスブルーと言う色を塗りますとホームセンターで売られている色と同じに塗装することも可能です。
材料にはロットと言う番号があり、これが違うことで同じ色でも多少色ぶれがありますのでピッタリ同じと言うわけにはいきません。
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