安中市松井田町で修理した屋根のルーフィング作業写真を参考にして、大切なお家を雨漏りから守るために必要なルーフィング（屋根の下葺き材）についてご説明します。

ルーフィングとは、屋根材の下に敷く防水シートのことです。屋根の下葺き材と呼ばれることもあります。屋根の内部からの劣化や腐食を防ぐためには欠かせないもので、役割はもちろん防水です。

雨仕舞（あまじまい）で防ぎきれず、屋根材の下に入り込む水分を屋根の内側（建物内部）にまで入れない様に外に流すことで防水効果を発揮します。
要するに、雨仕舞とは雨水を上手く誘導して、雨樋や地面などへ導いて流す屋根の構造を意味しています。

雨仕舞の構造とは、どの様な構造を意味するのでしょうか

⇒屋根に勾配(こうばい)をつけること！
⇒軒(のき)を深くすること！
⇒庇(ひさし)をつけること！
⇒雨水の流れる経路を作ること！

これが、雨仕舞の構造と言う訳です！
この雨仕舞をサポートする屋根材がルーフィングなのです！もちろん種類も下記のとおり様々です。

１．アスファルトルーフィング
フェルト状のシートにアスファルトを滲み込ませた一般的な防水シートとなります。タッカーで野地板に固定する際にごく小さな穴が開くことで、経年による劣化で雨水などが浸入する心配も出てきます。

２．改質アスファルトルーフィング
通常のアスファルトルーフィングに合成樹脂やポリマーなどを加え改良したもので、温度から受ける心配を少なくします。

３．ゴムアスルーフィング
特にゴムの性質を強調している改質アスファルトルーフィングです。ゴムの性質上、固定時に貫通するタッカーにまとわりつくため、針穴から起こる問題は軽減されると言えます。

４．粘着式(自着式)ルーフィング
粘着面の付いていてタッカーを使わずにシールのように貼る事ができるタイプで、ゴムアスルーフィング同様にタッカーの穴による問題は軽減できます。

ルーフィング作業の写真を参考にイメージされてみて下さいね

写真は下地材にルーフィングを全て敷きました。屋根材の下部となる屋根の内側を見ることができますね！このルーフィングをしっかりと施工しないと、雨漏りや下地材の腐食にも繋がり危険性が増してしまいます。現状では今回の様な屋根の吹き替え修理時や新築時のみ確認出来る内部となりますので、メンテナンスの際や新築の際には十分な注意が必要となります。

いかがでしょう、ルーフィングを使用する目的や役割、その必要性について少しでもご理解頂けましたでしょうか。

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