上記の写真はベランダ外壁と屋根の立ち上がり部分の隙間をコーキングで埋めている作業です。

外壁の塗装工事を始める前に、コーキング部分の補修作業を行ないます。

屋根の上は雨水が流れやすいように勾配が付いていますので、足元に細心の注意を払いながら作業を進めます。

画像の緑色のビニールは塗料やゴミで周囲を汚さないように事前に準備する養生作業です。

養生を丁寧に下準備することが完成時お客様に引き渡しの際の満足に繋がります。(・・・周囲を塗料で汚してしまっては困りますから・・・)

洗浄⇒養生の下準備が終わると今度は＜ケレン＞という作業になります。

ケレンは高圧洗浄で落しきれなかった劣化因子や塗装の剥がれ等を落す作業です。

この作業をしっかり行うことが塗装の仕上がりに大きく影響していきます。

下処理をしっかりしないまま塗装をしたのでは、いくら丁寧に塗装を仕上げても内側に残った劣化因子によって塗装の浮き等が起こってしまいます。

ケレン作業が終わりやっと塗装の工程に入ります。

下塗り⇒中塗り⇒上塗りと塗装を重ねて完成させます。

下塗りはもともとあった塗装色をしっかり封じ込め、ムラの無い仕上がりにする役割と、外壁と仕上げ塗料をしっかり密着させる役割を果たしています。

1つ1つの工程の合間にはしっかり乾かす時間を設けることも重要です。

このように家の守るための塗装は、色々な工程を経て完成されることになります。