前橋市青柳町で雨漏り修理　土葺きから乾式へ瓦葺き直し工事

HOME
現場ブログ
前橋市青柳町で雨漏り修理　土葺きから乾式へ瓦葺き直し工事

前橋市青柳町のN様で雨漏り修理の為に、屋根瓦の葺き直しと棟瓦の取り直し工事を行っています。
前回のブログでは、既存の棟瓦解体の様子を紹介しました。
雨漏りを修理のための棟瓦取り直し工事が始まりました

今日は屋根の葺き直し工事の様子を紹介します。
屋根の葺き直し工事は、既存の瓦を剥がして行う工事です。
工事中に雨が降ってはこまります。屋根全部を一度に剥がして行うのではなく、1日の作業で終了できる様に屋根を区切って作業を行います。

既存の瓦を解体しました。
外した瓦は再び使うので丁寧に並べておきます。
画像は瓦を撤去した状態です。
瓦の下には葺き土と呼ばれる瓦を固定する為の土があります。
葺き土を使う工法は、重く劣化も早まるので最近では行われていません。全て取り除きます。

葺き土を取り除く作業は、飛散しないように手作業で行い袋に入れて処分します。

葺き土を取り除くと防水紙が見えてきます。
画像のように劣化が進行しており所々破けてしまっております。
この状態では雨水が内部にどんどん浸入して来てしまいます。

既存の防水紙もきれいに剥がして清掃します。
下地材の野地板（のじいた）を確認して傷んだ箇所があれば補修します。

新しいルーフィング（防水紙）を敷きます。
最近のルーフィングは20年位の耐久性があります。
これで雨漏れの原因となる雨水の浸入はシャットアウトです。

瓦桟木（かわらさんぎ）と呼ばれる木材を取り付けます。この桟木に瓦を固定します。葺き土はもう使用しませんので軽量化でき耐震性が向上します。

ドリルで瓦に穴を開けています。その後瓦桟木にビスでしっかり固定します。これで地震に強い屋根になります。

この屋根の部分の葺き直しが終了しました。
明日は引き続き違う部分の葺き直し工事を行います。
仮に１日の作業が終わらない場合は、ブルーシートでしっかりと養生して、急な雨に備えます。

次回は、棟瓦の取り直し工事を紹介します。
1.「現地調査」前橋市青柳町で築37年の住宅の雨漏り補修　棟瓦取り直しと瓦葺き直し工事
2.「棟瓦撤去」雨漏りを修理のための棟瓦取り直し工事が始まりましたリスト