安中市で養生、付帯部、外壁、屋根の下塗りを施工しました。

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安中市で養生、付帯部、外壁、屋根の下塗りを施工しました。

この写真は養生です。

汚してはいけない所（サッシ）などをビニールで覆い被せます。
養生することにより窓を開けることができないので夏はお客様の要望を聞き、開けたいところなどは開けられるような養生をします。

養生はマスカーというテープが付いているビニールのことです。いろいろな長さで分かれており分野に応じて使い分けます。

玄関ドアの養生の写真です。

玄関ドアはそのまま養生してしまうと開けられなくなってしますので、開閉できるような養生をします。
注意事項と開閉できる内容を記載したお知らせも玄関ドアに貼らせて頂きます。

玄関前のタイルなどは、滑りにくいビニールで養生をします。
更に気を付けて頂けるように、目立つ場所にお知らせを貼らせて頂いています。

養生が終わりましたので軒天（上げ裏）の下塗り作業に入ります。

塗料は日本ペイント様のケンエースという材料を使います。
カチオン系の塗料になります。防カビヤニ止めシミ止めの効果があり、耐水性にも優れた材料です。

カチオンとはプラスの電荷を帯びているものであり、簡単に言いますと、磁石と同じような感じです。プラス極がカチオンでマイナス極が下地のコンクリートなのでくっつきますが同じプラス極の下地に施工はよくありません。ちなみに、マイナスの電荷を帯びているものをアニオンといいます。

破風板の下塗りです。

木が傷み、前の塗膜が剥がれてしまい、上塗り材料では綺麗に仕上げられません。
キレイに仕上げるために、下塗り専用の材料で塗装していきます。

下塗りを塗ることで木の下地の上に塗膜ができ、化粧でいうと下地クリームや化粧水のことです。
きちんと塗っておかないと剥がれの原因になってしまいます。

壁の下塗りです。

ローラーと刷毛で綺麗に塗っていきます。
下塗り材は関西ペイント様のホルダーGⅡと言う材料です。
水性の材料なので、匂いが少なく弾性の塗料です。

少しのヒビなどは、この材料で埋まってしまいます。下塗りを塗ってから埋まらない部分をホルダーGⅡのチューブ型の材料で埋めます。弾性とは伸縮性があって、地震などでもヒビは出にくくなります。

屋根の下塗りです。

エスケー化研様のマイルドシーラーEPOと言う材料を使っています。
２液タイプの硬化剤と主剤に分かれている材料です。下塗りは２回塗布いたします。透明な材料なのでお客様に工程の説明をします。

業者によっては、下塗り一回で上塗りをしてしまいます。
コストは安くなりますが、長持ちしません。これでは安くても一回の塗り替えで済むところを２回、３回と塗り替えをしなくてはなりません。そのため、逆に高くなってしまいます。お客様の負担を少なくする意味でも丁寧に仕事をさせて頂いています。

本日の作業はここまでです。お客様に今日の作業内容をご説明させて頂き、明日の作業内容をお伝えしました。安全確認をしてから帰社します。