少し奥まったところに建っていることもあり、静かな場所にあるお宅です。
庭もきれいにお手入れされており、植木もうまく配置されておりました。 ちょっと拝見したところ悪いところがあるようには見えません。

少しわかりづらいですがＯ様邸裏手の下屋根です。

屋根の色褪せもありますが、苔がビッシリついていました。
このままほっておくとコロニアル屋根の劣化を早める原因になります。
塗装する際には、塗装前にしっかりケレン（水洗い）して、キレイに苔を落とします。

雨樋（角軒樋）の破損箇所です。

ちょうど継手の部分が壊れていました。
黒ずみは、汚れと苔の付着のようです。
この状態ですと雨が降った時、下にジャバジャバと雨が落ちていると思われます。
雨樋の部分補修をするのであれば一定の長さに雨樋をカットし、両サイドに継手をつけるのが、一番簡単な方法です。

これも少し見にくいですが、軒樋のコーナーが曲がっています。

この場合はこの曲がったコーナーを交換するだけでＯＫです。
ただ角軒樋なので、同じ型番の樋が必要になります。角樋の場合メーカーによってすこし形が違うので取付ようとしても合いません。 取付前に確認しなくてはなりません。
しっかり注文前には確認いたしますので、ご安心ください。

外壁も調査いたしました。

写真の通りチョーキング現象がおきていました。
これは塗料が石灰化したことによる現象です。
こうなると外壁を保護する役目が失われています。 調査結果から雨樋補修も含め屋根及び外壁塗装をご提案いたしました。

お見積もりを頂いた際には、隅々まで見させて頂いています。

例え工事をしなくても、お客様にはご自身のお住まいの傷んでいる所を知っていて頂きたいからです。
もしも何かあった場合でも、傷んでいる所がある程度分かっていれば対処が早くできるからです。