前橋市上小出町でスレート屋根棟板金の歪みと釘浮きの調査に行ってきました
2019.07.26
前橋市上小出町にお住まいのY様よりお電話をいただきました。離れて家を見てみると何だか屋根のてっぺん辺りが歪んでるように感じますとのご相談です。 スレート瓦の棟板金の大棟 築15年を過ぎたとおっしゃる寄棟屋根のお住まいです。スレート屋根の場合は、金属性の棟包みでお家の屋根の頂上とな…
前橋市で屋根のてっぺんにある板金がとれかかっているので応急処置します！
さっそく屋根に上がらせて頂くと、確かに棟板金が外れかかっています。ここ何日かの強風で同じようなご相談を沢山頂いております。
では、どうのようにしてクギが抜けてしまうのでしょうか？
1，板金は金属なのでサビから腐食が始まりクギを打ってある部分の止めがきかなくなる。
2，棟板金は屋根の一番高い部分にあるため、気温差が非常に激しいです。そのため板金自体が膨張と収縮を繰り返します。その後強風や突風をきっかけに、釘が徐々に浮き、最終的には抜けてしまうのです。
今回は応急処置として、仮止めしてあります。そして雨が入らないようにブルーシートをかぶせました。
上の画像は、とてもわかりやすい屋根の状態です。
屋根を上から撮影したものですが、陽のあたる南面は屋根材（カラーベスト）が色あせしています。
逆に北面は陽が当たらずジメジメしてるため、苔が生えています。
一軒のお宅の屋根でも、このように劣化の仕方が異なります。
どちらもメンテナンスが必要な状態です。 コストを抑えるには、塗装がお勧めです。
屋根の点検が終わりましたので、外壁も確認致します。
〇で囲んだ部分は外壁材のつなぎ目のコーキングが割れてしまっている画像です。
住宅で一番に傷んでくる部分でもあります。
外壁のコーキングは紫外線などの影響でひび割れを起こしていまいます。劣化をそのまま放置してしまうと、もともとあったクッション性や防水機能が失われてしまいます。
大切なお住まいを長く快適に保つためには、劣化のサインを見逃さない事が重要です。
今回の調査では、棟板金の外れや屋根材・外壁コーキングの劣化が見られました。
まずは棟板金の補修が必要です。板金は再利用できれば、そのまま利用して工事を行いたいと思います。
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